心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)と暮らすわんちゃんの介護と仕事を続けることは、想像以上にエネルギーが必要ですよね。
私自身、むう(15歳/僧帽弁閉鎖不全症・肺水腫経験) と暮らしながら在宅ワークで毎日を過ごしています。
病気がわかってから、むうをひとりにさせた時間は “ゼロ”。
どんなに短い外出でも必ず夫と交代しながら過ごし、2年2ヶ月1度もひとりにさせていません。
これは「絶対こうすべき」という話ではなく、夫と沢山話し合って決めた
“我が家が選んだ形”です。
環境も、時間も、家族の形も、みんな違うからこそ、正解はひとつじゃないと思っています。
この記事では、そんな我が家が在宅ワークとケアを両立する中で役に立った工夫 をまとめました。
どなたかの安心につながりますように🕊
🏠我が家の環境
- 私:在宅ワーク
- 夫:自営業(家から近い)
- 外出:基本ゼロ
→ どうしてもの用事は 夫と交代 - むう:僧帽弁閉鎖不全症/肺水腫経験
- 投薬:1日3回
- 咳のピーク:夕方〜夜
とにかく “ひとりにさせない”これが、我が家の価値観です。
💻在宅ワークとケアを両立する工夫
① ベッドやマットを “常に視界に”
仕事中でも様子が見えるよう
寝床のそばにパソコンを置いています。
咳や呼吸の変化にもすぐ気づけるし、何よりむうが安心して眠れるのが良いところ。
② 投薬時間を軸に予定を組む
投薬は1日3回。生活の中心=投薬時間
細かすぎるルールは作らず、投薬だけは守る!というスタイルで無理なく続けています。
③ “ながらケア”を意識
- お水を近くに置く
- 呼吸が苦しそうなら体勢を直す
- 声をかける、撫でる
- 蒸し暑い日は除湿
がんばりすぎると続かないので、生活の中にケアを溶かすイメージで。
④ 咳や呼吸をゆるくメモ
- 咳の回数
- 呼吸数
- 苦しそうな時間帯
- 薬の投薬時間と種類
ざっくりでOK。病院で相談しやすくなります。
⑤ むうが1人になる時間はゼロ
どうしても出る用事があるときは夫と交代で対応。
心臓病がわかってから一度も“ひとり”にはしていません。
これは夫が自営業で家の近くで仕事をしているという環境があるからできたこと。
本当に感謝しています。
🫧心がラクになった考え方
● 正解はひとつじゃない
私たちは、傍にいたいという想いとひとりで苦しい思いをさせたくないという想いから今の形を選んでいます。
● “できる範囲”で十分
仕事もケアも毎日100点は無理。
だめな日、見れない日があっても一緒に過ごそうと思う気持ちがあれば十分。
● 傍にいるだけで安心
特別なことをしなくてもそばにいてくれるだけで安心するんだなと感じる場面が多いです。
本当に役立っているアイテム
マット ▶︎姿勢を保てて咳が楽に
温湿度計 ▶︎湿度管理に必須
介護ベッド ▶︎呼吸が落ち着く
酸素 ▶︎夜の安心材料
記録ノート ▶︎病院で状況を説明しやすい
📖まとめ
心臓病と暮らすシニア犬のケアは、
不安なことも、決断も多い。
仕事との両立は簡単なことではありません。
でも正解はひとつじゃない。
私たちは
「そばにいたい」
という気持ちを大切に2年以上むうをひとりにさせない形を選びました。
みんなそれぞれ置かれている環境も違うから、できること・できないことがあるのは当たり前ですよね。
大切なのは
“その子のためにできる範囲を大切にすること”
だと思います。
今日も一緒に過ごせたね⭐︎それがいちばんの幸せです🕊

