【僧帽弁閉鎖不全症のシニア犬】夜のケアで意識していること

対策

僧帽弁閉鎖不全症のむうは、夜になると 咳が増えたり呼吸が浅くなる ことがあります。

昼間は落ち着いていても、

・温度の変化

・気圧の変化

・体勢

・副交感神経の働き

などが影響して、夜は体調が乱れやすい印象です。

そこで、少しでも楽に眠れるようにわが家で行っている夜のケアをまとめてみました🌙✨

同じように咳や呼吸の変化が気になるワンちゃんと暮らす方の参考になればうれしいです🐶💗

✅ 夜に咳が増えやすい理由(体感)

医学的にというより、むうを見てきて感じたことなのですが…

  • 副交感神経が優位になって気道が狭くなる
  • 体勢によって気管が圧迫されやすい
  • 寝室が温度・湿度変化を受けやすい
  • 気圧が下がり始めるタイミングと重なることがある

このあたりが関係しているのかな?と感じています。

咳が増える夜は、日中よりも 見守りを強めておくことが大切だと実感しています。

✅ わが家でしている夜のケア

✦① 寝る体勢の工夫

仰向けは苦しそうなので、横向きやうつ伏せ が楽そう。

咳き込みやすい時は

胸が少し高くなる体勢

に整えてあげています。

座った姿勢で休むのが楽そうな時は、背中に丸めたブランケットを添えて寄りかかれる体勢に。

むうが「楽だなぁ」という姿勢をその日の調子で探しています💭

✦② 温度・湿度を整える

夜は気温が一気に下がるので

・エアコン

・加湿器

・空気清浄機

を使って、なるべく一定に保つようにしています。

目安としては

✅温度:20〜23℃

✅湿度:45〜60%

乾燥すると咳が増えやすい印象…!

✦③ 酸素吸入チューブを近くに

咳が増えそうな日や、気圧が下がり始める日は寝ているそばに酸素チューブを置いておくようにしています。

「ちょっと苦しそう…?」と感じた時にすぐ吸えるだけでも安心感が違います。

✦④ お薬のタイミングを調整

むうは夜に咳が強くなることが多いので、獣医さんと相談しながら

・少し早めに

・回数調整

など、できる範囲で工夫しています。

※もちろん自己判断はNGなので、必ず主治医に相談しながら✨

✦⑤ 刺激を減らして、静かに穏やかに

夜は

・テレビの音

・急な動き

・興奮する遊び

など、刺激になるものは控えています。

寝る前は穏やかに過ごす時間をつくってあげることで咳き込みが少し落ち着くことがある気がします。

✅ 苦しそうなサイン

夜は静かだからこそ、変化に気づけることも多いです。

特に、以下のようなサインがある時は注意しています。

  • 呼吸が速い(目安 1分/30回以上)
  • 肩で息をしている
  • 舌の色が悪い
  • 咳が止まらない
  • 横になるのがつらそう

いつもと違う」と感じたら、すぐに吸入したり、体勢を変えたり、場合によっては夜間病院も検討します。

✅ 大切にしていること

夜のケアは、特別なことより “ちょっとした工夫の積み重ね” が多いです。

完璧じゃなくても、

できる時に、できることだけ

その積み重ねでむうが少しでも穏やかに過ごせている気がします🌙💗

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✅ さいごに

夜は不安になりやすいけれど、事前にできる準備があるだけで心がだいぶ軽くなりました。

むうが少しでも穏やかに眠れますように。
そして、同じように頑張っている飼い主さんとその子たちが少しでも安心して過ごせますように🐶