僧帽弁閉鎖不全症のシニア犬の咳のケアと工夫

対策

心臓病のわんちゃんにとって「」は、とてもつらいサイン。

少しでも楽に、安心して過ごせるように、むうと一緒にいろんな工夫をしてきました✨

咳が出たときは、まず部屋を少し薄暗くして静かな空間にしています。

明るい照明や音が刺激になって、興奮してしまうことがあるからです。

そして、サーキュレーターでやさしく風を流すようにしています。

直接当てずに空気を巡らせるだけでも、息苦しさが軽くなることが多いです。

咳が続くと体も熱くなりやすいので、いつもより1~2°Cほど室温を下げてあげると、少し呼吸が落ち着くことがあります。

冷やしすぎないように気をつけながら、優しい空気を作ってあげるのがポイントです。

咳の発作のようなときは、できるだけ声をかけながら背中をやさしく撫でています。

「大丈夫だよ」「ゆっくりでいいよ」って声をかけると、

不思議と少しずつ呼吸が落ち着いてくるんです☺️

抱っこして外の空気を少し吸わせてあげると、気分転換になって咳が止まることもあります。

ただし、寒暖差のある時期は注意して、短時間だけにしています。

病院で相談して、**ネブライザー(吸入器)**を使うようになってから、

むうの咳が楽になるときがあります。

霧状のミストで喉と気道を潤してくれるので、乾燥からくる咳にも効果を感じています⭐️

病院で処方してもらっているネブライザーで使う薬の種類と使い方はまた紹介したいと思います☆

薬ではないけれど、体のめぐりをサポートしてくれる**「パンフェノン」**も続けています。

心臓や血流に関係する成分が入っていて、むーちゃんには相性が良かったみたい。

気持ちも少し元気そうで、咳の回数も減ってきた気がします♩

私が使っているのはパンフェノンS(120粒入り)です。

下のリンクから楽天・Yahoo!どちらでもチェックできます🐾

咳で疲れたあとには、水を少し温かくしてあげることもあります。

冷たい水だと刺激になってしまうことがあるので、

ぬるめの温度で飲みやすくしてあげると水を飲んだあと咳き込む回数が減りました。

水を飲ませる角度も高い位置だと咳き込むことが多いので少し低めにあげるようにしています。

むうの咳や呼吸が苦しそうなときのために、酸素機をレンタルして手作りで酸素室を作りました。
酸素ゲージのような専用ケースもあるけれど、むうの場合はその中に入れると不安になって泣いてしまうことがありました。

それなら少しでも安心できるようにと、いつもの寝床にビニールをかぶせて使える手作りの酸素室を作りました。

レンタルの酸素濃縮器からチューブをつなぎ、咳や呼吸の状態に合わせて酸素量を調整しています。

少し苦しそうなときは口元にチューブを近づけるだけ、

呼吸がつらいときは酸素室の中でゆっくり休ませてあげます。

むうの視界から私の姿が見えるように透明のビニールを使用してあるので、

安心して落ち着いてくれることが多いです🌿

「いつもの場所で、いつものように過ごせる」――

その環境がむうにとっていちばんの安心なんだと思います。


最後に♡

咳が出るたびに心配になるけど、そのたびに一緒に工夫して、むうが少しでも穏やかに過ごせるようにしてきました。

完璧」じゃなくていい。

少しずつ、その子に合った”やさしい”対策”を作ってあげることが大切なんだなって思います♥



👉酸素室(オーツーペット)を使ってみた実体験はこちらから♡